仕事をしながら転職活動を進めると、いくら準備していても思うように進まないことがあるだろう。だからこそ、ダラダラと転職活動をするのではなく、スケジュールを立てて集中して行うのが望ましい。
スケジュールは、転職活動スタート時期や情報収集時期、採用試験時期、退職と入社の準備時期の4つに分けることができる。

いつかは転職を実行させるという気持ちでは、今の仕事にも集中できず中途半端となってしまう。そこで、3か月後或いは6か月後に転職するというように、ゴールを設定してスケジュールを立てると良いだろう。
そして、転職すると決めたら、進むべき方向を定めて、会社選択や書類作成、採用試験などを集中して行うことが肝心である。

一方、離職中で転職活動を行う場合、時間的な束縛がないというメリットがある。しかし、いつまでも決まらないと不安や焦りが出てくるだろう。そのため、自己管理を怠らずにスケジュールに基づいて行動することが求められるのだ。

ところで、転職活動の期間を定めたとしても、応募する会社や採否の状況によって予定が変わることは良くあることだ。そのため、一度立てたスケジュールを状況によって修正することも忘れてはならない。
もし思うように転職活動が進まない場合、これまでの転職活動をフィードバックして、何が良くなかったかを考察する必要がある。例えば、応募条件とスキルと経験が一致しない、自己PRや強みが採用担当者に伝わっていないなどである。改善すべきところは速やかに修正して、新しいプランを練ることが肝心なのだ。